2025.12.20
新築の大きな節目「上棟」とは?浜松市で家を建てる前に知っておきたい基礎知識

新築を検討していると、「上棟(じょうとう)」という言葉を耳にすることが多くなります。
上棟は家づくりの中でも特に印象に残る重要な工程の一つです。
しかし、初めて家を建てる方にとっては「具体的に何をする日なのか」「何を準備すればいいのか」分からないことも多いのではないでしょうか。
この記事では、新築/注文住宅を建てる方に向けて、上棟の意味や流れ・注意点を、浜松市の工務店の視点から分かりやすく解説します。
上棟とは?新築における重要な工程

上棟とは、基礎工事が完了した後に、柱・梁・屋根の骨組みを組み上げる工程のことを指します。
「棟上げ(むねあげ)」とも呼ばれ、住宅の骨格が一日で一気に立ち上がるため、家づくりの中でも特別な日とされています。
それまで図面の中だけだった住まいが、実際の立体として目に見える形になります。
多くの施主様が「家を建てている実感が湧いた」と感じるタイミングでもあります。
「基礎の段階は平面なので、家が小さく感じるが、上棟して立体的になると大きく感じる」という感想を良くいただきます。
浜松市の注文住宅における上棟の流れ

浜松市で一般的な木造新築を建てる場合、上棟は次のような流れで進みます。
① 上棟前の準備
基礎工事が完了し、土台や足場が組まれた状態で上棟当日を迎えます。
工務店側では、天候の確認や資材の手配、職人の段取りなどを入念に行います。
クレーン車(レッカー)の駐車位置や、資材の配置なども事前に考えておきます。
上棟前はこまめに天気予報を確認し、晴れてくれることを願っています。
② 柱・梁の組み立て
朝から作業が始まり、大工が柱を立て、梁を組み上げていきます。
クレーンを使用することが多く、短時間でダイナミックに構造体が完成していきます。
柱の垂直を正確に確認しながら、固定していきます。
柱や梁には番号(番付)が振られており、いろはにほへと・・・と漢数字で表されます。
たとえば、この写真の建物だと左側の端が「いの一番」でした。
③ 棟木の設置
屋根の一番高い部分に棟木を取り付けることで「上棟」となります。
この工程をもって、家の骨組みが完成した状態です。
④ 屋根下地・養生
その後、屋根の下地まで施工し、雨対策として養生を行います。
浜松市は雨風が強い日も多いため、しっかりとした養生が重要です。
上棟が終わると、家づくりも後半戦となり、室内工事が中心に移っていきます。
上棟式は必要?最近の浜松市の傾向

かつては上棟の際に「上棟式」を行うのが一般的でしたが、最近の浜松市では上棟式を省略するケースもあります。
上棟式は、工事の安全や家の繁栄を祈願する儀式ですが、
- 費用や準備の負担
- 施主様のライフスタイルの変化
といった理由から、簡略化や未実施を選ぶ方も少なくありません。
ただし、上棟の作業自体は大変見ごたえがあり面白いシーンです。
現場を見学し、各工程の説明を聞くだけでも面白く、家づくりへの安心感につながります。
上棟当日に施主がやること・準備すること

・差し入れは必要?
必須ではありませんが、飲み物などの簡単な差し入れがあると喜ばれます。
特に夏場の浜松市はとても暑くなるため、冷たい飲み物が重宝されます。
・現場には行くべき?
可能であれば、ぜひ足を運ぶことをおすすめします。
実際の建物の大きさや、間取りの感覚を確認できる貴重な機会です。
家が出来ていくのを見るのは大変面白い瞬間です。
当社では新築に限らず、リノベーションでも完成前の現場をご覧いただくことをお勧めしています。
・服装の注意点
工事現場なので、動きやすく汚れてもよい服装が安心です。
特に外構工事前で舗装がされていないことが多いため、靴が汚れることが多いためご注意ください。
上棟は「安心できる家づくり」を確認する日
上棟は単なる通過点ではなく、工務店の施工力や現場管理を確認できる大切な機会です。
当社は、全業種の職人が紹介のみで成り立っています。
チームワークの良さが施工力や、完成後の住まいへの安心感にもつながります。
構造が形になるこの日は、住まいの安全性や工務店の姿勢を実感できる貴重なタイミングでもあります。
これから浜松市で注文住宅を検討している方は、ぜひ家づくりの一歩一歩を楽しみながら進めてみてください。
