リノベーションのケイズ

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2023.07.07

見積書の値引き交渉をする前に・・・

工事を検討していて、ご予算と見積金額が合わないという方に向けた記事です。

工事の依頼をすると、まずは見積書が出てきます。

そんなとき、見積金額が思っていたよりも何十万、何百万と高額になった方もいるかもしれません。

そんなとき値引きができるのか、気になった方も多いのではないでしょうか。

値引き交渉をする前に知っておいてほしいことを、正直にお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

そもそも、値引きできるのか?

見積金額を下げるために、値引きを考える方も多いと思います。

ただし、値引きがしやすい企業と値引きしにくい企業の二種類があることをご存知でしょうか。

「国土交通省『建設業を取り巻く主な情勢』平成28年」によると、「小規模な建設業者ほど営業利益率※が低くなる」と明記されています。

逆に言うと、大規模な建設業者ほど、営業利益率は高くなります

※営業利益率は、本業における利益の割合を示します。

つまり、営業マンが在籍しており、TVコマーシャルやチラシを大量配布するような大企業の場合、比較的余裕を見ているので、値引きしやすい傾向にあります。

 

 

 

最初から見積書に値引きがある場合

最初の見積書の時点で、値引きの記載がある場合があります。

ただし、この場合は「担当の方が頑張ってくれた」というよりも、割安感を持たせて契約を誘因するという側面が大きいと思われます。

外壁塗装専門店の見積書で、50%以上の値引きが入った見積書を拝見したケースもあります。

こちらの場合も、値引きを前提とした余裕をもった金額を設定しているので、追加の値引きが通りやすい傾向にあります。

 

 

 

値引きができない場合は・・・

そもそも値引きをするための金額的な余裕を設定していない場合、値引きすることはできないと言えます。

当社もこちらの分類に属していますが、どのような方であっても工事内容が同じであれば、金額は同じです。

見積書の積算方法も、「材料費と施工費を加算していく」というシンプルな手法で行います。

 

もしご予算が合わない場合は、打合せしながら金額を下げる方法を検討するやり方になります。

よくある例としては、金額的に大きい割合を占める、水回り設備のグレードを下げる。

あるいは、来客の入らない収納部屋やウォークインクロゼット等を簡素化することが多いです。

あまりにも予算と見積がかけ離れているときは、工事を前期・後期に分けて進めることも提案します。

 

いずれにせよ、打合せを行ってプランの内容を一緒に探っていく時間が必要になります。

 

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